娘の通うお教室のクリスマスイベントで
景品が貰えるくじ引きが行われた。
このくじ引き、他の子が当たった景品が欲しかったら
自分でその子に交渉して
OKが出れば交換してして良いですよ!
でも“ごめんね、これは無理”と言われたら
それは諦めなさい。と。
ほぅ。
確かに今、子供達のこういうやり取りをあまり見ないなぁ。
特に娘は一人っ子の為、兄弟姉妹で言い合う、交渉するなどの経験が少ない。
幼稚園でお友達とそれ貸して、それやりたいなどのやりとりはあると思うけど
幼稚園以外の場でこの経験は貴重だなと妙に感心してしまった。
こういう時の人との関わり、やり取りをどんどん経験し
考える事、そういう事態に慣れる事
それはコミュニケーション能力を鍛える為にとても大切だと思う。
社会に出たら思い通りにいかない事なんて山程あるし
じゃあどうするかを本人同士で考えて結論を出す。
家で親にあーだこーだ、あれが欲しかっただのと文句を言う。
そうではなく、その場で友達とやり取りしてみる。
言い方、聞き方も大事だし“折り合いを付ける”。
(“折り合いを付ける”って今あまり使わないのかな?)
折り合い=妥協、我慢する事と思いがちだけど
お互いで納得出来る着地点を見い出す事であって
自分達で解決する
大人になって自分の感情をコントロール出来ず
拗れた対応、反応、方法を選んでしまう原因として
“折り合いを付ける”人とのやり取りが苦手
自分の気持ちに折り合いを付ける経験がないなど
そういうのも多少関係あるのでは?と思ったり…。
そして、その時現場にいる親(大人)
私も思わず“こうしてみたら?あぁしてみたら?”
ダメダメ。気を付けねば。
ちなみにこのくじ引きで娘は好みの景品が当たった為
交換要請されたく無いと思ったらしく
普段お喋りで陽気なキャラなのに、皆んなの中で気配を消していた。
まぁ…それはそれで娘の作戦なのだろう。笑
もし、
私も余計な口出しせずにドンと構えて見守らなければいけ
親力(親の力量)鍛えねばな、